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リーケージトランスについて

1 リーケージトランスの概要 負荷2次電圧の例
リーケージトランスの構造 リーケージトランスの仕様表示
リーケージトランスの磁束 Q&A(整備中)

リーケージトランスの構造


リーケージトランスは通常、リーケージパス(パスと略称)を持っている。
パスは、漏れ磁束の通路でギャップ付の鉄心であって、1次コイルと2次コイルの
間に入れる。


図1:リーケージトランス構造例

図1はリーケージトランスの構造例で、
単相外鉄型コイルの1次、2次を軸方向に
ずらして切り離し、 1次、2次コイル間に
パス(磁気回路のバイパス)を設けた形態
になっている。


パスは1次、2次コイル間に鉄心中芯、
外芯間をブリッジするように置かれ、中芯・
ギャップ・ パス・ギャップ・外芯の経路と
なっている。
ギャップの寸法により漏れ磁束の生じやすさが決まり、ギャップが小さいほど、漏れ
磁束が生じやすい。

パスの構造、パスのギャップはリーケージトランス製作の重要なポイントで経験、実績の蓄積を要する