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リーケージトランスの構造
リーケージトランスは通常、リーケージパス(パスと略称)を持っている。
パスは、漏れ磁束の通路でギャップ付の鉄心であって、1次コイルと2次コイルの
間に入れる。
図1はリーケージトランスの構造例で、
単相外鉄型コイルの1次、2次を軸方向に
ずらして切り離し、 1次、2次コイル間に
パス(磁気回路のバイパス)を設けた形態
になっている。
パスは1次、2次コイル間に鉄心中芯、
外芯間をブリッジするように置かれ、中芯・
ギャップ・ パス・ギャップ・外芯の経路と
なっている。
ギャップの寸法により漏れ磁束の生じやすさが決まり、ギャップが小さいほど、漏れ
磁束が生じやすい。
パスの構造、パスのギャップはリーケージトランス製作の重要なポイントで経験、実績の蓄積を要する。
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